バレーボール最強の国へ

VIVA NICARAGUA!(いっけーにからぐあ!)
USTEDES PUEDEN!!(おまえらならやれるぞ!!)
体育館が小さいからか、観客の声援が異常なのか、
男子バレーボールU21中米大会の会場は耳が痛くなるほど大きな音に包まれていた。
他の観客たちと同じように声を出して応援すると、
「アジア人がなんか騒いでるよ」
と言わんばかりにこっちを向いてクスクスと笑っていた。
うるせー!ニカラグアが好きなんだ!自由に応援させろ!
声には出さないが、その気持ちでめげずに応援していると、もはや何も気にされなくなった。
観客は100人前後しかおらず、席は隙間だらけでさみしいのだが、
「糖分を大量摂取して、あぶらっこいものを食べ続て大きく成長した人たちがお腹から本気で声を出すと、ここまで会場を熱気で包むことができるのか」と感心するほどにうるさかった。
プラスチック素材で、やたら大きな音を出すカラフルな楽器を腕にいくつも抱えている売り子は、10歳にも満たない少女。
かわいっ!買いたくなるわ。
その楽器を観客の多くが手にし、点が入るたびに甲高く大きな音で盛り上げている。
この大会は9月5日~10日の期間でニカラグアの首都マナグアで行われ、グアテマラ、ベリーズ、ホンジュラス、エルサルバドル、ニカラグア、コスタリカ、パナマの7か国が参加する。
今回で17回目を迎えるこの大会は、これまで不定期に行われてきており、ニカラグアは2003年に1度優勝しているが、その後は6大会中5大会でグアテマラが優勝していて、最近ではグアテマラの独壇場状態だった。
さらに、国際大会であまり結果が出せていない男子バレーのなかでもこの世代は、
今年3月にメキシコで行われたパナメリカンの大会で、グループステージ全敗、最後の順位決定戦でなんとかジャマイカに勝ったものの9チーム中7位だったU19代表と、ほぼ同じメンバーで構成されているため全く期待されていなかった。
そんな状況ではあったが、
ちょっと前まで一緒にバレーをしていた友達が代表に選出され、
代表監督も何度か一緒にバレーをした仲なので、「試合は見に行くか」と決めていた。
ただ、平日に試合をしていたためずっと見に行けず、土曜日の今日ようやく試合を見に行くことができた。
すると全く期待されていなかったU21代表が、
昨日の8日(金)までになんと、
パナマにもホンジュラスにもコスタリカにも、
そして、あのグアテマラにも全試合ストレート勝ちしていたのだ!!

うおぉおお!うそだろぉ!!
ニカラグア最強かよ!!!

「とりあえず見に行くか」の気持ちが「うおおおおお」に変わった。
今日のベリーズ戦でも3セット危なげなく取りストレート勝ちしたため、残るはエルサルバドルのみ!
エルサルバドルは今のところ1勝4敗と不調なので、これはある!!!これに勝てば中米制覇!!!
よし、応援してくる!
「うおおおおお!!!」
VIVA NICARAGUA!!
USTEDES PUEDEN!!!

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