海外駐在は、新たな挑戦と成長の機会です。
このブログでは、実際に働くにはどういった機会があるのか、そして駐在生活に必要な準備やアドバイス5つをご紹介します。
一見地味なことばかりですが、積み重ねがなにより大切。
海外で働くという夢への第一歩を踏み出しましょう!
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生徒様の体験談
海外での働き方
国際協力機構(JICA)
海外に関心ある方なら、一度は耳にしたことがあるであろうJICAは、日本を含め世界中に90以上の事務所があります。
このうち、在外事務所に勤務するにはいくつかの方法があります。
職員
正規職員になるためには、新規採用職員の他に、社会人採用職員もあります。
社会人採用では、入構時に60歳未満であれば比較的誰でも応募することができます(その他いくつか応募条件があります)。
毎年5月ごろから募集が開始されますので、チェックしてみてください。
企画調査員
正規職員とは別に、派遣職員として企画調査員のポストがあります。
これには「ボランティア事業」と「企画」の二種類があります。
「ボランティア事業」は、JICA海外協力隊(下記参照)の調整や、案件作成など、「企画」はODAや技術協力プログラムを通した支援を担当します。
どちらも年に2度、募集があります。
専門家
案件ごとに求められる専門性、募集期間、任期は異なりますが、自身の専門性を生かせるポストです。
地域を問わず世界各国で専門家を続ける方もいますし、プロジェクトで出会った繋がりから転職する人も多いです。
有期雇用
いわゆる非常勤職員ですが、在外事務所に配属になるポストや、1~2年間の東京事務所勤務を経て在外事務所へ勤務するポストなどがあります。
また、ジュニア専門員という、若手育成を目的としたポストもあります。
JICA海外協力隊
駐在とは違いますが、海外に拠点を置く方法の一つです。
ボランティアといっても有給ですし、任期満了後の経済的なバックアップと就職サポートも充実しています。
外務省
職員
JICAと同じく、社会人採用があります。
外務省職員は、一般職、専門職、総合職の3種類の職種があり、一般職では高卒で応募ができます。
専門調査員
国際交流サービス協会からの派遣職員として、在外公館に派遣されるポストです。
主に政務・経済や広報・文化などを担当する場合が多いです。
修士号所有、あるいは大学院在学中でなければならないという条件があります。
派遣員
同じく国際交流サービス協会からの派遣職員で、在外公館の官房(事務)等を担当します。
派遣国の語学が堪能であることが求められますが、大学生が休学して派遣されることも珍しくありません。
草の根委職員
外務省から「草の根・人間の安全保障無償資金協力」を委嘱され、同事業の案件形成、フォローアップ、広報などを担当します。
国内出張の多いポストです。
開発コンサルティング企業
近年、海外で働くことを目指す人に、開発コンサルタントの間口は広がっています。
駐在員として働くケースもありますが、多くは出張ベースです。
一回の出張で約1か月程度滞在し、これが年に2~3回あります。
さらに、担当するプロジェクトが多ければ、それに応じて海外出張が増えてきます。
中には年のほとんどを、アジア、アフリカ、中南米とあちこち回っている人も多いようです。
多くの開発コンサルティング企業は高い専門性と英語力が求められます。
NGO
国外事務所を持つNGOでは、在外事務所職員を募集している場合があります。
NGOの駐在職員は、国際協力や社会的課題解決のために、プロジェクトコーディネーター、フィールドオフィサーとして派遣されて、プロジェクト実施や現地パートナーシップの支援などを行います。
一般企業(商社)
一般企業のうち、駐在職員が多い業種として商社が代表的です。
商社の駐在職員は、その地域でのビジネス活動をサポートしたり、現地の取引先やパートナー企業との関係を築いたりする役割を担当する人々です。
商社によって駐在職員の職種や役割は異なる場合がありますが、一般的な駐在職員のタイプは貿易、営業、プロジェクトマネージャーなどを担当します。
必要な準備のアドバイス
ここからは、実際に海外駐在を経験した筆者が感じた、必要な準備や心持ちについて具体的にアドバイスします!
専門性を磨く
専門性を持っていることは、海外駐在への近道になります。
自分の専門性が決めきれないという方は、自分が狙っている駐在先の自身の専門分野の需要や市場動向を調査し、今必要とされていることを自分の専門性として磨いていきましょう。
海外に支社がある企業を調査し、求められている人材を目指していくことも有益です。
また、駐在先で成功している専門家や起業家とのコネクションを築くために、イベントやセミナーに積極的に参加し、ネットワーキングの機会を作ることもおすすめです。
覚悟を決める
海外駐在員としての道は容易ではありません。
困難に直面した時にあきらめずに前進するために、覚悟を決めましょう。
自信を持ち、ポジティブなマインドセットを持ち続けることが重要です。
失敗や挫折を乗り越え、チャレンジ精神を持って、成功を目指しましょう。
海外駐在はゴールではなく新たなスタートです。
「どのように駐在員になるか」も重要ですが、「駐在員になってからどうするか」が最も重要であることは言うまでもありません。
駐在先でどのように働きたいか、駐在経験後はどのような自分になっていたいかのビジョンを明確に持ち、何があっても揺らぐことなく目標に向かっていく強い覚悟が必要です。
メンタルを強くする
新しい文化や環境への適応には時間がかかることもあります。
カルチャーショックや孤独感に対処するために、メンタルヘルスケアにも注力しましょう。
新しい環境に柔軟に対応できるよう、自分なりのストレス管理の方法やリラクゼーションのテクニックを見つけて、海外での充実した生活を送るためのメンタルの強さを養いましょう。
食事や住環境ももちろんですが、人との関わり方に最も衝撃を受けるのではないかと想像します。
すべてを受け入れる必要はありませんが、自分の「当たり前」が通用しない状況が多くなるという心の準備をしっかりして、異なる価値観をうまく乗りこなす強いメンタルを持ちましょう。
体力をつける
意外と軽視しがちですが、駐在員になるためには、メンタルの強さだけでなく、異文化生活にも耐えられる身体の強さ、タフさも重要です。
マラソン、水泳、自転車などを趣味にしている海外からの駐在員も多いですし、ジムに通って汗を流す習慣は日本より発展しています。
今のうちから体力づくりしておくことをお勧めします。
中南米はカリブ海に面した国が多く、美しい自然環境に恵まれており、アウトドア活動の楽しみが豊富です。
ハイキング、サーフィン、スキューバダイビングなど、日本では縁がなかったアクティビティが趣味になるかもしれません。
語学力を身につける
海外での生活や仕事に向けて、現地の言語の学習は不可欠です。
メキシコをはじめとする中南米の国々の場合は、スペイン語を話せるようにしておく必要があります。
日常会話からビジネス文書の読み書きまで、幅広いスキルを身に付けましょう。
語学学校やオンラインの学習プラットフォームを活用し、フレーズや表現、文化的なニュアンスを学んで、現地の人々と円滑なコミュニケーションを図りましょう。
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生徒様の体験談
まとめ
海外で働いてみたいなという思いを秘めている方、意外と多いのではないでしょうか?
今回紹介したように、海外で働ける機会は少なくありません。
ぜひチャンスを掴んで、ご自身の経験を豊かにしていっていただけたら嬉しいです!
海外駐在が決まった時の具体的な準備についてもまとめているので、こちらも見てみてくださいね。
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執筆者:そう (スペイン語講師)
監修:りゅうや(Instagram)