海外赴任が決まったとき、最初に考えるのは家族のこと。
特にこれから出産、子育てを考えているご家庭においては、今後のライフプランに悩みが付きませんよね。
このブログでは、そんな悩みを持っている皆さんに、海外出産、育児のメリットを中心にご紹介します!
海外駐在員の子育ては、駐在先での出産や帰国の選択、異文化環境での子供の成長、手頃なサポート体制や教育環境の活用など、海外だからこそ得られるメリットもたくさんあるので、参考にしてみてくださいね。
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生徒様の体験談
赴任先での出産
メキシコを始めとする中南米の医療事情は、首都の大きな病院などをみてみると比較的良好です。
出産について、筆者の妻は日本で無痛分娩しましたが、ほとんど痛みがなく母子ともに健康であった半面、費用や周囲からの理解を得られるかなど、無痛分娩の選択にはかなり悩みました。
日本で無痛分娩はまだあまり浸透していませんが、メキシコやその他の中南米では無痛分娩が主流であることが特徴的です。
また、メキシコや中南米の一部の国では、「生地主義」を執っており、メキシコ国内で生まれた子どもにはメキシコ国籍が付与されます。
例えば、日本人夫婦がメキシコで出産した場合、生まれた子どもは日本国籍とメキシコ国籍の二重国籍が得られます。
「うちの子、メキシコ国籍持ってるんだよ」って、なんかかっこいい!
ちなみに、二つの国籍を有している場合、20歳になったらどちらかを選択することになっています。
子どもが小さいうちに連れてくる人が多い
出産に向けて一時帰国して日本で出産するご家庭も多いです。
筆者の場合、妻の妊娠3か月で一緒に日本へ一時帰国→妻を日本に残して単身赴任→出産時にもう一度一時帰国→出産後、1か月程度日本で家族と過ごして再び単身赴任、という流れでした。
日本で出産して赤ちゃんもだいぶ落ち着いたころ、赤ちゃんを連れて筆者の駐在先に来ようかどうか、悩んでいるところです。
だけど、生まれたばかりの赤ちゃんを長時間飛行機に乗せるって怖いですよね。
しかし!意外にも、子どもを小さいうちに連れて行くことを選択する駐在員は多いんです!
先輩駐在員からは「一人で歩いて行動しないうちに連れて行けたのでとても楽だった」という経験談を多く聞きます。
赤ちゃんを連れているということで、フライトアテンダントさんもいつも以上に優しくしてくれたり、中には空席だったビジネスクラスに案内してくれた人もいます!
家政婦やシッターを雇う
日本ではあまり馴染みがなく、抵抗があるかもしれませんが、海外では、家政婦やシッターを雇うことは珍しくありません。
日本よりも手頃な価格かつ手軽に雇えるので、子育ての負担を軽減し、自身の時間を有効に使うことで、子供とのバランスの取れた時間を確保できます。
駐在員が住むようなアパートには、住み込みで働いてもらう家政婦用の部屋が設けられている物件も多いです。
平日は住み込みで家事をお願いして、週末は自身の自宅で過ごしてもらう、というパターンもあります。
インターナショナルスクールに通える
海外駐在員の子供たちは、日本では高額な学費や競争率の高い学校に通うことができます。
メキシコでは、アメリカンスクールなどのインターナショナルスクール(通称「インター」)があり、授業は英語、友達と遊ぶときはスペイン語、家では日本語のトリリンガルの子どもも少なくありません。
子どもの語学を身に着けるスピードって大人の何倍も早いんですよね。
筆者の近所に住んでいる日本人の子は、よく「えーっと、これ日本語でなんて言うんだっけ?英語とスペイン語ならわかるんだけど・・・」と言っています。
語学学習者なら一度は憧れるあのフレーズ!言ってみたい!
インターに通う別な利点として、多種多様な友達ができるということです。
インターには、中南米だけではなく、アジア、アフリカ、ヨーロッパなど他の国からの駐在員の子どもが多く在籍しています。
幼いころから多様な人種に触れることは、豊かな国際感覚を養い、人格形成に役立ちます。
帰国子女枠で受験できる
海外駐在員の子供たちは、帰国子女枠を活用することで、日本の有名中高校の受験資格を得ることができます。
一般入試とは試験内容、また倍率も異なるため、難関と呼ばれる学校にも比較的合格しやすいといわれています。
なお、インターナショナルスクール在学歴や駐在先の地域など、受験する学校によって帰国子女枠を利用した受験条件には違いがありますので、ご希望の方は各学校の情報をよく確かめてみてくださいね。
単身赴任の場合
パートナーの仕事の都合や子育て方針など、家庭により単身赴任で海外駐在を選ぶ場合もあると思います。
家族と離れて暮らすことは、二拠点生活になるため気持ちの面でも経済的な面でも不安になりますよね。
単身赴任によるデメリットもありますが、メリットとしては自己研鑽の時間を多く持てるという点が挙げられます。
中南米の午前中から夕方は日本の深夜ですので、仕事に集中できますし、休日は読書や勉強などの時間に充てることができます。
日本と連絡の取りにくい時差があることは寂しいですが、コミュニケーションは取れる時間にしっかりとり、そうでない時間は割り切ってスキルアップの時間に使ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
右も左もわからない国での暮らし、出産、子育てなど、どう選択するべきか悩ましいですよね。
迷っている方々へ少しでも参考になれば嬉しいです。
海外駐在が決まった時の準備についてもまとめているので、こちらも見てみてくださいね。
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執筆者:そう (スペイン語講師)
監修:りゅうや(Instagram)