この記事では、「コロンビアでよく使われるスペイン語17選」を紹介していきます!
コロンビアのスペイン語は、スペイン語の中でも比較的聞きやすく、美しいと言われています。
また地域差も大きく、アルゼンチンのような"voseo(2人称単数のtúの代わりにvosを用いること)"を使う地域もあります。
今回は、そんなコロンビアのスペイン語をいくつかをご紹介しますが、中にはスペイン語圏の他国でも使われている表現も含まれています。
コロンビアのスペイン語を聞いてみたい!という方には以下のドラマもおすすめしているので、ぜひ一度ご覧ください!
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コロンビアのスペイン語
Qué pena
意味:すみません、ごめんなさい、申し訳ないですなど
他の国では、「かわいそうに」や「残念だ」という意味がありますが、コロンビアでは、ミスをしてしまったときや誰かにぶつかったときなどにこの"Qué pena"が使われます。
例)Qué pena con usted, no alcanzo llegar a tiempo.
(すみません、時間通りに到着できません。)
Qué pecao
意味:かわいそうに、残念だなど
他の国で言う"Qué pena"のような意味合いです。また"Qué pecado"がコロンビアでは"Qué pecao"になったといわれています。
例)¡Qué pacao del niño que se cayó!
(転んじゃった子かわいそう!)
Sí señor/señora
意味:了解です、分かりましたなど
返事をするときにやたら使われます。子どもでも大人でも関係なく、男性には"señor"、女性には"señora"が使われることが多いです。「なんでしょう?」といった丁寧な意味合いも含まれているので、オフィシャルな場所でもよく使われます。
例)¿Entendió lo que le expliqué?―Sí señor.
(説明したことが理解できましたか?―はい、分かりました。)
Listo
意味:了解、OK、わかったなど
これもやたら使われます。よく文章の最後につけて「分かった?」といったような感じで使われます。"¿Listo?"で疑問形でも"Listo."で肯定形でも使えます。
例)Mañana nos vemos a las 11.― ¡Listo!
(明日は11時に待ち合わせね!―了解!)
De pronto
意味:おそらく、たぶんなど
"Tal vez"や"Quizá"と同じように使えます。
例)De pronto vendrá a visitarme hoy.
(たぶん今日彼は私を訪ねにくると思う。)
Tranquilo/a
意味:問題ないよ、大丈夫、心配しないでなど
「落ち着いて」という意味もありますが、コロンビアでは"No hay problema."(問題ない。)といった意味になります。例えば、道で誰かとすれ違い間際にぶつかって謝ったとき、コロンビア人は"Tranquilo/a"と返事をします。また、"Tranqui"と略される場合もあります。
例)Perdón, se me olvidó traer la llave. ― ¡Tranquila!
(ごめん、鍵持ってくるの忘れちゃった!― 大丈夫だよ。)
Estar amañado/a
意味:(場所や環境などが)気に入る、好きになるなど
エクアドルでも使われるようですが、例えば、コロンビアに来て間もないとコロンビア人にいうと必ずと言っていいほど"¿Estás amañada?"(コロンビア気に入った?)と聞かれます笑
例)Estoy muy amañada en Colombia.
(コロンビアをとても気に入っています。)
Chévere
意味:すごい、いいね、最高、かっこいいなど
同じくコロンビアならではのスペイン語である"chimba"や"bacano"と同じような意味がありますが、一番よく使われると思います。"chimba"や"bacano"はスラングに近い感覚だと思いますので、"cheveré"を使うと良いでしょう!
例)¡Qué cheveré!
(すごい!)
Rumbear
意味:パーティーする
"Rumbear"で「パーティーする」、"Rumba"で「パーティー」という意味があります。パーティー関連で、"estar enguayabado/a"(二日酔いです。)という言い方もあるので覚えておきましょう。
例)¿Quires ir a rumbear?
(踊りに行かない?)
Tinto
意味:ブラックコーヒー
"tintico"と言われることもあります。
例)Un tinto, por favor.
(コーヒーを一杯お願いします。)
A la orden
意味:いらっしゃいませ、何でもお申し付けください、毎度ありがとうございますなど
色んな意味があり、レストランでも服屋でもどこでもお店に入ると言われます。
例)¡A la orden!
(いらっしゃいませ!)
Plata
意味:お金
例)No tengo la plata.
(お金がないです。)
Vaina
意味:もの、ことなど
"cosa"と同じ意味です。
例)Dime cómo es esa vaina.
(それがどんなものが教えて。)
Parcero/a
意味:友達
略して"Parce"と言われることもあり、これは男女共通で使えるそうです。友達に話しかける際によく使われています。
例)Parce, vamos a ir a tomar.
(ねえ、飲みに行こうよ!)
Parar bolas
意味:注意を向ける
"prestar atención"と同じ意味合いです。
例)No me para bolas.
(私を相手にしてくれない。)
¿Qué te provoca?
意味:何をお召し上がりになりますか?何が宜しいですか?など
レストランやカフェなどで注文をとる際に使われる表現です。"¿Qué se te antoja?"や"¿Qué te apetece?"と同じ意味です。
例)¿Qué te provoca?
(ご注文はいかがなさいましょう?)
まとめ
特によく聞く表現をまとめてみましたが、他にもまだまだあります!
また、中にはスラングとして使われているものもあるので、時と場合によって使い分けましょう!
コロンビア人の知り合いがいない方でも、コロンビアの映画やドラマを観ればその特徴的な話し方や表現を聞くことが出来ると思うので、ぜひチェックしてみてください✔
また、以下の記事でも国によって言い方が違う言葉についてまとめていますのでご覧ください!
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執筆者:Rika (Instagram)
監修:りゅうや(Instagram)