この記事では、「スペイン語圏の国や地域によって言い方が違う言葉や表現【第3弾】」を紹介していきます。
ご存じの通り、スペイン語は特に!同じスペイン語圏でも国や地域によって言い方が全く異なるものが多いと言われています。
スペインと中南米での違いはもちろん、国内でも違いがあったりします。
その違いは未知数なので、今回は第3弾としていくつか例をご紹介したいと思います。
また今回紹介するのは、その国での一般的な表現なので、現地に行って確認するのが確実だと思います。
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山羊乳でできたキャラメル
日本ではあまり一般的ではないかと思いますが、このキャラメルを使ったお菓子がスペイン語圏にはたくさん存在します。
例えば、"Oblea"(キャラメルをウエハースで挟んだもの)、"Mil hojas"(ミルフィーユ)、"Alfajores"(クッキーのようなものでキャラメルを挟んだもの)、"Bocadillo"(砂糖菓子)などです。
スペイン/アルゼンチン ➡ dulce de leche
コロンビア/ベネズエラ ➡ arequipe
メキシコ ➡ cajeta
チリ/パナマ ➡ manjar
焼肉
これも、料理や家庭などによって言い方が違うので、必ずしも以下の通りではないので注意してください。
スペイン ➡ carne asada/barbacoa
メキシコ/コロンビア ➡ carne asada
チリ/ベネズエラ ➡ parrilla
彼氏/彼女
ここで紹介しているのは一例で、人によっても言い方がさまざまあると思います。
スペイン ➡ pibe(a)
メキシコ ➡ morrito(a)
コロンビア ➡ jevo(a)
チリ ➡ pololo(a)
ネコ
スペイン語の動物の名前もおもしろいですが、鳴き声(オノマトペ)についてもまた別記事でまとめてみたいと思います。
スペイン ➡ gato
メキシコ ➡ gato/michis
キューバ ➡ gato
コロンビア ➡ gato
ベネズエラ ➡ gato
チリ ➡ cuchito
アルゼンチン ➡ michi
もも
大きくスペインと中南米で違いがあるようですが、国や地域によってはももの種類や大きさによっても言い方が変わることもあるようです。
スペイン ➡ melocotón
メキシコ ➡ durazno
コロンビア ➡ durazno
ベネズエラ ➡ durazno
アルゼンチン/チリ ➡ durazno
かぼちゃ
ちなみにメキシコでは、「ズッキーニ」のことも"calabaza"と言います。
また、国や地域によって品種も違うので、紹介しているのはかぼちゃに似たような野菜を指す言葉でもあります。
スペイン ➡ calabaza
メキシコ ➡ calabaza
コロンビア ➡ auyama
ベネズエラ ➡ auyama
ニカラグア ➡ ayote
アルゼンチン ➡ zapallo
チリ ➡ zapallo
男の子/女の子/若者
人物に対する表現は、特に、国や地域だけでなく人によってもさまざまです。
例えば自分の友人に「こうだよ。」と言われても、別の友人には別の言い方を教わったり、年代や住んでいる地区などによっても変わってくるのだと思います。
スペイン ➡ crío(a)/chaval(a)
メキシコ ➡ chavo(a)/bato/morro(a)
キューバ ➡ manguito/mango
コロンビア ➡ chino(a)/pelado
ベネズエラ ➡ chamo(a)/carajito
アルゼンチン ➡ pibe(a)
チリ ➡ weon(a)/mino(a)/cabrito(a)
まとめ
今回もよく違いを耳にする名詞をいくつか挙げてみましたが、ご存じのものはありましたでしょうか?
もちろん今回紹介したものは、その国での一般的な呼び方なので、地域や家庭によっても言い方が異なるかもしれません。
現地に行ったらその地域で使われている呼び方で言えるようになると、現地の人から褒められたりもします。
まだまだ色々な言葉や表現についてもまとめていきたいと思いますのでお楽しみに!
第1弾はこちら!
こちらもCHECK
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国によって言い方が違う言葉まとめ【第1弾】
続きを見る
第2弾はこちら!
こちらもCHECK
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国によって言い方が違う言葉まとめ【第2弾】
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監修:りゅうや(Instagram)