情熱的なリズムとスペイン語で紡がれる感動的な歌詞が融合したラテンミュージック。
その魅力と人気は、世界中で絶えることなく広がり、多くのファンを魅了し続けています。
今回は、2023年にリリースされた最新のラテンミュージック10選をご紹介します。
ラテンミュージックの魅力に浸り、最新のヒット曲を一緒に堪能しましょう!
ぜひ好みのスペイン語の歌を見つけて、スペイン語の勉強にも役立ててくださいね!
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生徒様の体験談
1. TQG
アーティスト:KAROL G(カロルG)、Shakira(シャキーラ)
この曲は、KAROL G(カロルG)とShakira(シャキーラ)のコラボ曲で、カロルGは元恋人であるプエルトリコ人ラッパーのAnuel AA(アヌエルAA)を、そしてシャキーラは二人の子供を持つ元パートナーのジェラール・ピケ(元サッカースペイン代表)を痛烈に批判した曲として話題を呼んでいます。
TQGはスペイン語で「Te quedó grande」の略であると、カロルGが明かしており、「私には釣り合わなかった」を意味し、この2人が元恋人への気持ちを暴露した曲となっています。
2. Classy 101
アーティスト:Feid(フェイド)、Young Miko(ヤング・ミコ)
Feid(フェイド)とYoung Miko(ヤング・ミコ)のコラボ曲として注目を集めており、Youtube配信わずか4ヶ月で1億7000万再生を記録しました。
フェイドはコロンビア出身の男性シンガーソングライターで、レゲトン、トラップ、ポップなどの要素を取り入れた多様なスタイルを持っており、2017年にリリースした曲「Que Raro」はラテンアメリカ諸国で、トップチャートにランクインするなど高い人気を獲得しました。
ヤング・ミコはプエルトリコ出身で、2023年3月にリリースしたシングル「Lisa」が世界的なヒット。
これからの活躍も楽しみなアーティストです。
3. Mientras Me Curo Del Cora
アーティスト:KAROL G(カロルG)
カロルGが2023年2月にリリースし、最新の全米チャートで初登場1位を獲得したニュー・アルバム『Mañana Será Bonito』の注目曲。
女性アーティストによる全編スペイン語のアルバムとして全米アルバム・チャート(Billboard 200)において史上初めてNo.1を獲得する歴史的快挙を達成しました。
今最も勢いのあるラテンミュージックアーティストと言えるでしょう。
Mientras Me Curo Del Coraは「私が心から癒されている間」を意味し、悲しく、落ち込んだ瞬間でも、明日は素晴らしいものになることを願った曲となっています。
4. Mas Rica Que Ayer
アーティスト:Anuel AA(アヌエルAA)、Mambo Kingz(マンボ・キングス)、DJ Luian(D Jルイアン)
Anuel AA(アヌエルAA)、Mambo Kingz(マンボ・キングス)、DJ Luian(D Jルイアン)によるコラボレーション曲。
アヌエルAAは、プエルトリコ出身のラッパーであり、その独自のスタイルと強烈な歌詞で知られています。
マンボ・キングスとDJ ルイアンは、音楽プロデューサーとしても成功を収めており、ラテンアーティストとのコラボレーションで数々のヒット曲を生み出してきました。
レゲトンのリズムにリズミカルなトラップビートは中毒性があり、リピート間違いなしです!
5. BESO
アーティスト:ROSALÍA(ロサリア), Rauw Alejandro(ラウ・アレハンドロ)
ROSALÍA(ロサリア), Rauw Alejandro(ラウ・アレハンドロ)のコラボ曲。
この曲名のBESOはスペイン語で「キス」を意味する単語で、歌詞においてもQuiero que me de otro beso「もう一度キスしてほしい」など、去っていく恋人への想いを歌った情熱的な曲となっています。
そんな切ない曲ですが、実はこの曲のミュージックビデオを通じて、スペイン出身のロサリアとプエルトリコ出身のラウは婚約を発表しており、ラテンアーティスト界の注目カップルとなりました。
6. Chill Conmigo
アーティスト:Ozuna(オスーナ)
Ozuna(オスーナ)が、アメリカの人気ビールブランド「Coors Light」のプロモーション活動の一環としてリリースした新曲です。
オスーナはSe preparóやTu fotoといったヒット曲を残したほか、FIFAワールドカップ2022カタール大会のテーマソングのひとつを歌ったラテンミュージックの中でも超ビッグアーティストとしての地位を確立しています。
オスーナの曲は世界中で多くのファンに愛され、YouTubeなどの音楽プラットフォームで億単位の再生回数を記録しています。
7. Xexo
アーティスト:Jay Wheeler(ジェイ・ウィーラー)
Jay Wheeler(ジェイ・ウィーラー)は、プエルトリコ出身で、主にレゲトンやラテンR&Bのジャンルで活躍しており、特に恋愛や感情に関する歌詞が特徴的な曲を多くリリースしています。
ジェイ・ウィーラーの歌唱力は評価が高く、その情熱的な歌声が多くのファンに愛されています。
ラテンミュージックシーンで頭角を現している若手アーティストの一人であり、今後さらなる成功が期待されている注目の歌手です。
この曲名である、Xexoは「◯ックス」を表す隠語で、刺激的な歌詞で激しい愛を歌った曲となっています。
8. VAMPIROS
アーティスト:ROSALÍA(ロサリア), Rauw Alejandro(ラウ・アレハンドロ)
5つ目に紹介した曲「BESO」と同じロサリアとラウ・アレハンドロのコンビによってリリースされた曲です。
BESOのリリース後、数週間というわずかな期間で、人気冷めやまぬまま発表されたのがこの曲です。
バルセロナを舞台に彼らの独特なファッション、恋愛観、世界観が垣間見えるミュージックビデオとなっており、前作のBESOに続き、2人のパフォーマンスにファンも驚かされています。
今後も2人のコラボ曲に期待です。
9. Lisa
アーティスト:Young Miko(ヤング・ミコ)
2つ目に紹介したFeid(フェイド)とYoung Miko(ヤング・ミコ)のコラボ曲「Classy 101」に続き、こちらはヤング・ミコのシングルで、2023年3月のリリースから、世界的なヒットとなり、わずか3か月ほどの期間で全世界1億8000万再生を超える凄まじい数字を叩き出した、今年激アツの1曲です。
10. WATATI
アーティスト:KAROL G(カロルG)
2023年7月21日アメリカで公開されるグレタ・ガーウィグ監督による映画「バービー」のサウンドトラックにカロルGが提供したのがこの曲です。
こちらのMVには映画主演のマーゴット・ロビーも登場し、バービーの世界にいるようなカラフルでポップな映像となっています。
映画も解禁して間もなく、この曲の人気も急上昇間違いなしです!
他にもヒット曲の和訳を載せている記事もあるので、チェックしてみてくださいね。
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まとめ
2023年のラテンミュージックのトレンドとしては、カロルGが立て続けにヒット曲を出し、いま最も勢いのあるアーティストです。
それに加えて、Young MikoやJay Wheelerといった若手アーティストの台頭もあり、今後の新曲に注目が集まります。
また、カロルGのアルバムからの「Mientras Me Curo Del Cora」も全米チャートで1位を獲得、映画「バービー」のサウンドトラックへの抜擢もあり、世界的にみてもラテンミュージックのブームがきていると言えるでしょう!
これらのアーティストたちが織りなす音楽は、私たちを元気づけてくれるだけでなく、恋愛や人生の喜びや悲しみを共感させてくれます。
新たな感動と興奮を求めるなら、ぜひこれらのトレンド曲をチェックしてみてください。
あなたもラテンミュージックの魅力にハマること間違いなしです!
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執筆者:ディアス(グアテマラ駐在3年・Twitter)
監修:りゅうや(Instagram)