男4人旅 コスタリカ国境の町サン・カルロスへ
ニカラグアの南部リオ・サン・フアン県にある、ほぼコスタリカな町”サン・カルロス”に男4人で行ってきました!
サン・カルロスはニカラグア湖とサン・フアン川の河口に位置する港町。
マナグアからの道のりは結構長かったですが、町の雰囲気は最高で、頑張って行った価値がありました!
首都のマナグアから車で大体5時間くらいで着くと聞いていたので、
休憩も含めて「お昼の12時までにサン・カルロス到着!」を目標に、マナグアを朝6時に出発。
10年~20年前のJ-POPをガンガン流し、九十九里浜ドライブ気分で順調に進んでいきました。
9時くらいに、ちょうど中間にあるチョンタレス県のフイガルパ市に到着し、休憩。
フイガルパでは、”グイリラ(Güirila)”という料理を食べました。
”グイリラ”はヤングコーンを使った(つぶして練って広げて焼いた)甘みのあるトルティージャのような料理で、”クアハーダ(Cuajada)”というチーズと、少ししょっぱいクリームと一緒に食べます。
”グイリラ”は北部のマタガルパ県セバコ市発祥で、「グイリラと言えばセバコ!」といった感じなのですが、フイガルパもおいしいと聞いたので、試してみました。(とはいってもまだセバコのグイリラは食べたことがない。)
フイガルパの中でどこの”グイリラ”がおいしいかを道行く人たちに聞いていると、2つの店の名前があがり、誰に聞いてもその2つの店のどちらかを教えてくれたので、そのうち近い方のお店に行くことに。
お店といっても常設ではない出店のような感じ。
同じ敷地内でいくつか作っているところがありましたが、別店舗というわけではなく、全部同じ家族の人たちがやっていて値段も物も同じらしい。お客さんを散らばせて効率よくしてるみたいです。
それでも結構並んでる。
みんな1人でいくつも頼み、僕たちの分までたどり着くのに非常に時間がかかったので、
もう見てられない!
一緒に作りました。
余計に時間がかかりました。
僕が手伝ったのが原因かは不明ですが、「すごくおいしい!」とは全く感じず、これまで他の場所で食べてきた”グイリラ”の方がおいしかったです。
きっと僕が悪い。
次来たときはおすすめされたもう一つのお店にいきます。
そんなこんなでフイガルパをあとにし、サン・カルロスに向けて再出発。
道は南に続く1本道で、ここ2,3年で舗装されたのでガタガタ道はほぼありませんでした。
2,3年前まではこの道はひどく、東側に迂回しないとサン・カルロスまで行くのは厳しかったみたいです。
道はいいのですが、馬や牛などの動物たちに何度も遭遇し道をふさがれ、
途中のトイレ休憩では見えない沼にもはまりました。
これ以外にも、とんでもない勢いの雨に打たれ続けたり、窓から入ったハチに運転中に刺されたり、赤いアリに腕を噛まれたりといろいろな困難がありましたが、
11:55分、
なんとかサン・カルロスに到着!
目標の「12時までに到着!」も達成し、笑顔でホステルにチェックインすることに成功しました!!
今回泊まったのは、”ポサダ・ドーニャ・フアニータ(Posada Doña Juanita)”というホステル。
ネット上で「駐車場あり」となっていたのですが、期待していた僕が悪く、
ホステルの目の前の、2台がギリ通れるくらいの道が彼らのいう駐車場でした。
ホステル全体の雰囲気はよく、部屋の窓から見える景色も絶景でした。
。。。
部屋に荷物を置き、さっそく町に!
良さが伝わるような写真をとることはできなかったのですが、
サン・カルロスは家屋やその他の建物、人々など「ザ・途上国」といった光景が広がっていて、雰囲気が最高な町でした。
港に行くと、想像をはるかに超える大勢の人でにぎわっていました。
そう!
この日は年に1度、ここリオ・サン・フアン県のサン・カルロス市で開催される、カーニバルの日なんです!
しかも普通のカーニバルとは違い、装飾した船たちがメインの水上カーニバル!!
これを見るために、馬に妨害されても、ハチに刺されても頑張って来たんです。
しょぼそうじゃなくてよかったぁ。