今回の記事ではスペイン語での「数字の表し方」について紹介します。
買い物でも品物の個数やお金を数える際に必要となります。
特に100までの数字はよく使うので、しっかり覚えましょう!
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スペイン語の数字の表し方
スペイン語では、英語と同様、基本的な数の表し方として基数と序数の2種類あります。
基数は純粋に数を表すもので、序数は順序(1番目、2番目等)を表します。
序数については以下の記事をご覧ください。
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スペイン語の数の表し方【序数詞】
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スペイン語の数え方
早速、スペイン語でどのように数を数えるか100まで見ていきましょう。
1~15までは独立した形を持ち、16以降は、<10+6、10+7、…>という風に表します。
0は「cero」です。
基本的に、10の位と1の位をつなぐのに、接続詞yが使用されます。
ただし、16~29までは、diez y ochoという形ではなく、dieciochoやveintinueveのように一つの語として表記されます。
一つの語としての表記では、yではなくiを使用したり、diezの場合、zがcに変わり、veinteの場合eが落ちることになります。
また、その際、dieciséisやveintidósなどのように、アクセント記号をつけることが必要になるものがあることにも注意しましょう。
30以降はtreinta y unoというようにそれぞれ分けて表記します。
また、unoや1の位がunoである数字は、男性名詞の前ではun、女性名詞の前ではunaになります。
例)
un hombre
(一人の男)
veintiuna personas
(21人の人々)
100以降の位をそれ以外の位とつなげる場合は、接続詞yは不要です。
100を表すcientoの直後に名詞またはmil、millones、billonesが続くと、cienとなります。
一方、cientoはその後ろに1~99の数字がくる場合に使用されます。
例)
cien páginas
(100ページ)
ciento cincuenta páginas
(150ページ)
では、200以降の数を見ていきましょう。
1,000を表すmilは不変化です。
一方、millónやbillónは男性名詞なので、複数形が存在し、また、直後に名詞がくる場合は、<millón/billón de 名詞>という形にする必要があります。
例)
tres mil estudiantes
(3,000人の生徒)
un millón de células
(100万の細胞)
千や百万、一兆が桁の区切りとして機能するため、milやmillón、billónの前に数字を置くことでそれらの倍数を表すことができます。
例)
cien mil yenes
(10万円)
cien millones de habitantes
(1億人の住民)
数字(基数)の使い方
基数は主に形容詞(名詞を修飾するもの)として使われます。
また、原則として名詞の前に置かれます。
例)
quince compañeros
(15人のクラスメート)
Tengo cinco clases hoy.
(今日、授業が5つあります。)
数そのものを表す場合は名詞として使用します。
名詞として使用する際は男性名詞として扱います。
そのほかの用法
パーセントの使い方
「○○パーセント」は、「○○ por ciento」と表します。
また、基本的に不定冠詞か定冠詞を伴い、どちらでもほとんど意味の違いはありません。
例)
El 40 por ciento de la población está en contra del Brexit.
(40パーセントの住民がブレグジットに反対である。)
日付の表し方
日付を表す場合は、男性定冠詞elとともに使用します。
例)
Hoy es el 14 de febrero.
(今日は2月14日です。)
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スペイン語の日付と季節
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年齢の表し方
年齢は、動詞tenerと名詞añoとともに表します。
例)
Ryuya tiene 26 años.
(りゅうやは26歳です。)
まとめ
覚えることが多いですが、数字は様々な場面で必要となるので、1,000くらいまではきちんと覚えるようにしましょう。
何度も繰り返し復習することが大切です。
声に出して数を数えまくりましょう!
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執筆者:Rika (Instagram)
監修:りゅうや(Instagram)