この記事では、スペイン語の「直説法点過去の活用と用法」について紹介していきます。
今後紹介する線過去との違いがやや複雑ですが、まずは活用形をしっかりと覚えて少しずつ慣れていきましょう。
また、今回紹介する規則変化以外にも、現在形同様、語根母音変化と不規則変化も存在するので、まずは規則変化を覚えていきましょう。
点過去の活用形(規則変化)
点過去の活用は、ar動詞とir/er動詞で活用形を分けることができます。
ir動詞とer動詞に関しては、同じ活用形で変化させるだけで大丈夫です。
ただし、この点過去の活用は語尾のアクセントが重要になるので気を付けましょう。
それぞれの活用は以下の通りです。
具体例として、それぞれの動詞を活用してみましょう。
Desayunar(朝食をとる)
Yo desayuné.
(私は朝食をとりました。)
Tú desayunaste.
(君は朝食をとりました。)
Él desayunó.
(彼は朝食をとりました。)
Nosotros desayunamos.
(私たちは朝食をとりました。)
Vosotros desayunasteis.
(君たちは朝食をとりました。)
Ellos desayunaron.
(彼らは朝食をとりました。)
Comer(昼食をとる)
Yo comí.
(私は昼食をとりました。)
Tú comiste.
(君は昼食をとりました。)
Él comió.
(彼は昼食をとりました。)
Nosotros comimos.
(私たちは昼食をとりました。)
Vosotros comisteis.
(君たちは昼食をとりました。)
Ellos comieron.
(彼らは昼食をとりました。)
Escribir(書く、手紙を書く)
Yo escribí.
(私は手紙を書きました。)
Tú escribiste.
(君は手紙を書きました。)
Él escribió.
(彼は手紙を書きました。)
Nosotros escribimos.
(私たちは手紙を書きました。)
Vosotros escribisteis.
(君たちは手紙を書きました。)
Ellos escribieron.
(彼らは手紙を書きました。)
用法
点過去は、基本的に過去における完了の動作・状態を表します。
つまり、過去において終了している行為や状態、またその行為の終結を指します。
イメージとしては、ある行為や出来事について、過去のある時点で終了しているという感じでしょうか。
実際に例を見ていきましょう。
例)El año pasado visité a Honduras.
(去年ホンジュラスを訪れました。)
Ayer compramos el boleto para regresar a Japón.
(昨日日本に帰るためのチケットを買いました。)
¿Conocieron Islas Galápagos?
(ガラパゴス諸島を知っていますか?(行ったことがある))
Ella escuchó esa noticia de Covid-19.
(彼女はそのコロナウイルスのニュースを聞きました。)
点過去と線過去の違いについては、こちらの記事をご覧ください。
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【スペイン語】直説法点過去と線過去の違い
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まとめ
点過去と線過去は、スペイン語の難所の1つで、なかなか違いが分かりにくいものです。
色々な例文を見て、そのイメージを少しずつつかんでいくと良いでしょう。
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執筆者:Rika (Instagram)
監修:りゅうや(Instagram)