スペイン語文法初級

【スペイン語】直説法点過去と線過去の違い

 

 この記事では、スペイン語の「直説法点過去と直説法線過去の違い」について、詳しく紹介していきます。

 

点過去と線過去の使い方はやや混乱しやすいですが、特徴を掴んで、例文をこなしていきましょう。

 

前回紹介した、点過去と線過去の活用や基本的な用法については、以下の記事を参考にしてください。

 

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使い分けのポイント

 具体的な例文を挙げていきますので、それぞれの文章にどのような違いがあるのか見て、ポイントを押さえていきましょう。

 

完了か継続か

 基本的な違いとして、点過去は「過去における完了の動作・状態」、線過去は「過去における継続的な行為や習慣、過去の状態」を表します。

 

 例)Hice el ejercicio con mi amigo de la clase.(点過去)

   (授業の友達と運動をしました。)

 

   Hacía el ejercicio con mi amigo de la clase.(線過去)

   (授業の友達と運動をしていました。(習慣的に運動をしていました。)

 

 

限定的な時間の表現

 過去における継続的な行為や習慣を表す場合は通常、線過去が使われますが、限定的な時間を表す表現を使うことで、点過去が使われる場合があります。

 

  例)Vivimos tres años en Nicaragua.(点過去)

   (私たちは3年間ニカラグアに住みました。)

 

    Vivíamos tres años en Nicaragua.(線過去)

   (私たちは3年間ニカラグアに住んでいました。)

 

ニュアンスの違い

 点過去は、過去において完了した動作や状態を示すことで、その動作や状態を結末として読み取ることができますが、線過去は過去においての継続的な動作や状態の状況を表すだけなので、その動作や状態が完結したのかを読み取ることができません

 

これは、deberやtener queなどの動詞にも共通して、ニュアンスが異なってきます。

 

では、例文を見ていきましょう。

 

  例)Decidió mudarse de esa casa anteayer.(点過去)

   (おととい彼はその家を引っ越すことに決めました。)

  ※この文章では、実際に引っ越す決心を持っていたことが伺えます。

 

    Decidía mudarse de esa casa anteayer.

   (おととい彼はその家を引っ越すことに決めていました。)

  ※この文章では、決めていたかもしれませんが、もしかするとその決心を変えた可能性があることが読み取れます。

 

  例)Debí pedir disculpas a mi mamá ayer por la tarde.(点過去)

   (昨日の午後、私はお母さんに謝らなければいけませんでした。)

  ※この文章では、謝らなければいけなかった訳ですが、実際には謝っていないという風に捉えられます。

 

    Debía pedir disculapas a mi mamá ayer por la tarde.(線過去)

   (昨日の午後、私はお母さんに謝らなければいけませんでした。)

  ※この文章は、実際に謝ったかどうかというのは定かではありません。

 

まとめ

 ざっくりと点過去と線過去の違いについて紹介しましたが、実施に使ってみないとそれが正しいのかどうか判断できないこともあり、ニュアンスが違って聞こえてしまうこともあります。

 

まずは、過去において行われていた動作や状態が完了しているのか、継続しているのかという点だけでも頭に入れておきましょう。

 

 

 

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執筆者:Rika  (Instagram)

監修:りゅうや(Instagram)

 

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