今回は「ser動詞とestar動詞の使い方の違い」を見ていきしょう。
英語ではどちらもbe動詞にあたるもので、慣れるまではややこしいですが、この記事では代表的な使い方を具体的に説明しますので、ここにある用法を覚えておけばひとまずOKです!
基本の動詞でもあるので、ぜひ以下に挙げる使い方はマスターしておきましょう。
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serとestarとは
冒頭で少し触れましたが、serとestarは英語で言うとbe動詞にあたります。
つまり、「〇〇は~~です。」という文を作るときの「〇〇(主語)」と「~~(主格補語)」とのつなぎの役割を果たす動詞です。
~~(主格補語)の部分には名詞が入る場合と形容詞が入る場合があります。
形容詞を使用する場合には、主語と性数一致させる必要がある点に注意してください。
serの用法
まず、serについて見ていきましょう。
大まかにいえば、serは性質的なものや変化しない状態を表す場合に使われるとされています。
これだけではイメージがつかみにくいので、以下に代表的な用法を具体的に見ていきます。
起源、出身、国籍などを表す場合
serのあとにde+地名や国名、あるいは、直接それらの形容詞形を置くことで、主語の出自を表すことができます。
例)Soy japonés.
(私は日本人です。)
Estas papas son de Ecuador.
(これらのジャガイモはエクアドル産です。)
Él es de Guadalajara.
(彼はグアダラハラ出身です。)
所有を表す場合
上の場合と同じく、de+人名で主語の所有を表すことができます。
例)Esta pelota es de Ryuya.
(このボールはりゅうやのものです。)
Este cachorro es de mi amigo.
(この子犬は私の友達のものです。)
素材を表す場合
この場合も、de+素材で主語の素材を表すことができます。
例)Esta playera es de algodón.
(このTシャツは綿でできています。)
Esa cuchara es de plata.
(そのスプーンは銀製です。)
容姿、性格などを表す場合
形容詞を使用することで主語の属性を表すことができます。
例)Seru es alegre.
(せるは陽気です。)
Soy alta.
(私(女性)は背が高いです。)
職業、身分などを表す
職業や身分を表す単語と一緒に使用することができます。
例)Soy estudiante.
(私は学生です。)
Ryuya es viajero.
(りゅうやは旅人です。)
estarの用法
次にestarについてみてみましょう!
estarは一時的な状態や変化を表すといわれています。
以下、具体的な用法のパターンをまとめます。
人やモノの位置などを表す場合
en+場所や場所を表す副詞と一緒に用いて、主語である人やモノの位置を表します。
例)Estamos en Nicaragua.
(私たちはニカラグアにいます。)
Los platos están en la mesa.
(食器はテーブルの上にあります。)
状態や様子を表す場合
形容詞や副詞と一緒に使用することで状態や様子を表します。
例)Estoy bien.
(私は元気です。)
Ella está enferma.
(彼女は病気です。)
一時的な状況を表す場合
前置詞deと一緒に用いることで気分や一時的な状況を表します。
例)Nuestra profesora está de mal humor.
(私たちの先生は機嫌が悪いです。)
Ryuya y Seru están de vacaciones.
(りゅうやとせるは休暇中です。)
まとめ
今回紹介したserとestarは非常に基本的な動詞です!
使い分けが難しいといわれることもありますが、ほとんどが上記にあげたパターンに当てはまると思いますので、まず、それぞれの基本的な用法をマスターしてしまうことが大切です。
serとestarの現在活用形については以下の記事をご覧ください。
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執筆者:Rika (Instagram)
監修:りゅうや(Instagram)