スペイン語中級文法

スペイン語の「関係形容詞cuyo/cuya/cuyos/cuyas」

 

 今回は、関係詞のうち、関係形容詞である「cuyo, cuya, cuyos, cuyas」について紹介します。

 

 

関係形容詞とは

 関係形容詞は、主節と従属節をつなぐ働きをする関係詞のうちの一つで、先行詞が従属節中で形容詞として機能している場合に使用するものです。

所有形容詞(su/その)の意味と働きを持つ関係詞です。

 

 この説明だけではイメージしにくいと思いますので、以下で具体的な文を使いながら見ていきましょう。

 

 例)Tengo una tía cuyo marido fue vicepresidente de esa compañía.

  (私には、夫がその会社の副社長であった叔母がいます。)

 

 上記の例文は、以下の二つの文が元になっています。

 ①Tengo una tía.

 (私には叔母がいます。)

 ②Su marido fue vicepresidente de esa compañía.

 (彼女の夫はその会社の副社長でした。)

 

 これらの二つの文の中で共通の要素であるuna tíaを先行詞として、二つ目の文を従属節として修飾することになります。

 二つ目の文を従属節として主節につなげる際に、suを関係形容詞cuyoとして先行詞una tíaの直後に置きます

 この例文では、suという所有形容詞を関係詞にしましたので、関係「形容詞」となります。

 

関係形容詞cuyo/cuya/cuyos/cuyas

 関係形容詞cuyo, cuya, cuyos, cuyasの先行詞は人でも事物でも可能です。

 関係詞ですが、形容詞でもあるため、性数変化しますが、先行詞ではなく、後ろに続く語に応じて変化させる点に注意しましょう。

 

 なお、文章では使用されますが、話し言葉ではあまり使用されません

 

関係形容詞の例文

 いくつか例を見てみましょう。

 例)Ha venido un señor cuyo nombre no puedo recordar.

  (名前を思い出すことができない男の人がやってきました。)

 

   El profesor nos presentó la novela cuya autora ganó un premio importante.

  (先生は、作者が重要な賞をとった小説を紹介しました。)

 

   Te presento una chica cuya madre cocina bien.

  (君にお母さんが料理のうまい女の子を紹介します。)

 

 

関係形容詞の言い換え

 この関係形容詞cuyo, cuya, cuyos, cuyasはフォーマルな語とされているため、上述のとおり、あまり会話では使われません

くだけた場面では、代わりに「que su」という表現が使われることがあります

この用法は「quesuismo」と呼ばれています。

 

 例)Allá está un chico que su (cuya) hermana es cantante.

  (あそこに姉が歌手である男の子がいます。)

 

   Un amigo mío entró a un edificio que su (cuya) puerta es de hierro.

  (私の友達は、扉が鉄でできている建物に入りました。)

 

 

まとめ

 今回の関係形容詞cuyo, cuya, cuyos, cuyasは、あまり普段の会話では聞き慣れませんが、文章では使われることがあるので、用法を理解しておくようにしましょう。

 先にも書きましたが、関係詞と考えていると先行詞にあわせて性数変化をしてしまいそうになりますが、後ろに続く言葉に応じて一致させるということを忘れないようにしましょう。

 

 

 

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