スペイン語中級文法

スペイン語の接続法過去の用法【副詞節】

 

 今回の記事では、スペイン語の「接続法過去の副詞節の用法」について紹介していきます。

 

 基本的には、接続法現在の副詞節の用法とパターンは同じですので、接続法現在の副詞節の用法の記事も参考にしてみてください。

また、接続法過去の活用のルールやその他の用法については、以下の記事を参照してください。

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今回も、接続法現在の副詞節の用法で紹介した同様の例文を接続法過去形に活用していくので、ぜひ接続法現在の記事と比較してみてください。

 

 

副詞節中で接続法を使う基本形

 接続法の用法は多岐にわたりますが、主節と従属節からなる文において、従属節において接続法が使用されるというのが基本的な形です。

 

従属節にも様々な種類がありますが、この記事では、副詞節での接続法について紹介します。

   基本的な形:主節(直説法)+副詞節を導く接続表現+従属節(接続法)

 

 ただし、すべての副詞節において接続法が使われるわけではありません

接続表現によって、自動的に従属節の動詞の活用が接続法になるというふうにパターン化されているものもあれば、従属節で表される内容によって直説法と接続法を使い分けるものもあります。

 

以下で具体的に見ていきましょう。

 

 なお、名詞節での用法と同様、主節と従属節の主語が同じ場合は、接続法ではなく、不定詞を使用しますので、注意しましょう。

 例)Fui a salir con ella para felicitarla.

  (私は彼女をお祝いするために、彼女と出掛けました。)

 

   Fui a salir con ella para que conociera a mis amigos.

  (私は彼女が私の友達と知り合うために、彼女と出掛けました。)

 

目的を表す副詞節

 目的を表す副詞節では常に接続法が使用されます。

 

 目的を表す副詞節を導く表現には、次のようなものがあります。

 目的:a que、a fin de que、con el fin de que、con el objetivo de que、para queなど

 

 例)No se lo conté a Seru a fin de que no se preocupara.

  (せるが心配しないように、私は彼にそのことについて話しませんでした。)

 

   Nos encargamos del proyecto para que te pudieras ir de vacaciones.

  (君が休暇を取れるように、私たちがそのプロジェクトを担当しました。)

 

 

否定を表す副詞節

 否定を表す副詞節では常に接続法が使用されます。

 

 否定を表す副詞節を導く表現には、次のようなものがあります。

 否定:a menos que、a no ser que、excepto que、no porque、sin queなど

 

 例)Le dije que no hiciera nada a menos que se lo pidieran.

  (頼まれない限り、何もしないでくださいとあなたに言いました。)

 

   Mi hijo me mandó dinero cada mes sin que yo se lo pidiera.

  (私の息子は頼まなくても毎月お金を振り込んでくれました。)

 

時を表す副詞節

 を表す副詞節では、「仮定的な内容や未来のことを表す場合は接続法」が、「事実を表す場合は直説法」が使用されます。

 

 時を表す副詞節を導く表現には、次のようなものがあります。

 時:cuando、antes de que(※)、apenas que、en cuanto、hasta que、desde que、siempre queなど

 

 例)Les dije que en cuanto terminara el concierto, nos veríamos.(接続法)

  (コンサートが終わったらすぐに会いましょうと彼らに言いました。)

 

   Te dije que cuando fuera de viaje, llevaría esta mochila.(接続法)

  (旅行に行くときは、このリュックを持っていくつもりですと君に言いました。)

 

   Te dije que cuando iba de viaje, siempre llevaba esta mochila.(直説法)

  (旅行に行くときは、いつもこのリュックを持っていきますと君に言いました。)

 

 ※antes de queは常に接続法となります。

 例)Te dije que regresaras antes de que se oscureciera.

  (暗くなる前に戻りなさいと君に言いました。)

 

 

場所を表す副詞節

 場所を表す副詞節では、「仮定的な内容を表す場合は接続法」が、「事実を表す場合は直説法」が使用されます。

 

 場所を表す副詞節を導く表現には、次のようなものがあります。

 場所:adonde、dondeなど

 

 例)Les dije que iríamos adonde estuviera ese cantante.(接続法)

  (私たちはその歌手がいるところならどこでもいきますと彼らに言いました。)

 

   Te dije que te llevaría a donde quisieras ir.(接続法)

  (君の行きたいところへどこでも連れていきますと君に言いました。)

 

   Te dije que te llevaría a donde querías ir.(直説法)

  (君の行きたいその場所に連れていきますと君に言いました。)

 

まとめ

 今回の接続法過去の用法も、接続法現在の副詞節の例文と比較しながら、紹介しましたが、いかがだったでしょうか。

接続法現在の用法であった条件と譲歩を表す副詞節については、少し複雑なのでまた別の記事で紹介したいと思います。

 接続法を使っているのか直説法を使っているのかで、意味が異なる文章も多いので、注意してポイントを押さえていきましょう。

 

 

 

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