スペイン語中級文法

スペイン語の接続法現在の用法【副詞節】

 

 今回の記事では、スペイン語の「接続法現在の副詞節の用法」について紹介していきます。

 

 接続法を副詞節中で使用する場合について、接続表現によっては必ずしも接続法を使うわけではないものもあります。

「接続法が使われる場合の考え方」と「常に接続法をとる表現」から覚えるようにするとよいと思います。

 

 接続法現在の活用のルールと接続法の名詞節における用法については、以下の記事を参照してください。

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副詞節中で接続法を使う基本形

 接続法の用法は多岐にわたりますが、主節と従属節からなる文において、従属節において接続法が使用されるというのが基本的な形です。

 

従属節にも様々な種類がありますが、この記事では、副詞節での接続法について紹介します。

   基本的な形:主節(直説法)+副詞節を導く接続表現+従属節(接続法)

 

 ただし、すべての副詞節において接続法が使われるわけではありません

接続表現によって、自動的に従属節の動詞の活用が接続法になるというふうにパターン化されているものもあれば、従属節で表される内容によって直説法と接続法を使い分けるものもあります。

 

以下で具体的に見ていきましょう。

 

 なお、名詞節での用法と同様、主節と従属節の主語が同じ場合は、接続法ではなく、不定詞を使用しますので、注意しましょう。

 例)Voy a salir con ella para felicitarla.

  (私は彼女をお祝いするために、彼女と出掛けます。)

 

  Voy a salir con ella para que conozca a mis amigos.

  (私は彼女が私の友達と知り合うために、彼女と出掛けます。)

 

目的を表す副詞節

 目的を表す副詞節では常に接続法が使用されます。

 

 目的を表す副詞節を導く表現には、次のようなものがあります。

 目的:a que、a fin de que、con el fin de que、con el objetivo de que、para queなど

 

 例)No se lo voy a contar a Seru a fin de que no se preocupe.

  (せるが心配しないように、私は彼にそのことについて話しません。)

 

   Nos encargamos del proyecto para que te puedas ir de vacaciones.

  (君が休暇を取れるように、私たちがそのプロジェクトを担当します。)

 

条件を表す副詞節

 条件を表す副詞節では常に接続法が使用されます。

 

 条件を表す副詞節を導く表現には、次のようなものがあります。

 条件:a condición de que、en caso de queなど

 

 例)En caso de que necesites algo, te dejaré cinco mil yenes.

  (君が必要ということであれば、5千円渡しましょう。)

 

   Te prestaré el carro a condición de que me lo devuelvas a tiempo.

  (時間通りに返してくれるという条件で、君に車を貸しましょう。)

 

 

否定を表す副詞節

 否定を表す副詞節では常に接続法が使用されます。

 

 否定を表す副詞節を導く表現には、次のようなものがあります。

 否定:a menos que、a no ser que、excepto que、no porque、sin queなど

 

 例)No haga nada a menos que se lo pidan.

  (頼まれない限り、何もしないでください。)

 

   Mi hijo me manda dinero cada mes sin que yo se lo pida.

  (私の息子は頼まなくても毎月お金を振り込んでくれます。)

 

譲歩を表す副詞節

 譲歩を表す副詞節では、「仮定的な内容を表す場合は接続法」が、「事実を表す場合は直説法」が使用されます。

 

 譲歩を表す副詞節を導く表現には、次のようなものがあります。

 譲歩:a pesar de que、aunqueなど

 

 例)A pesar de que te opongas, te encargo este trabajo.(接続法)

  (君が反対しようとも、私は君にこの仕事を振ります。)

 

   No debes rendirte, aunque tu papá se enoje.(接続法)

  (お父さんが怒るとしても、君は諦めてはいけません。)

 

   No debes rendirte, aunque tu papá se enoja.(直説法)

  (お父さんは怒るけれども、君は諦めてはいけません。)

 

時を表す副詞節

 を表す副詞節では、「仮定的な内容や未来のことを表す場合は接続法」が、「事実を表す場合は直説法」が使用されます。

 

 時を表す副詞節を導く表現には、次のようなものがあります。

 時:cuando、antes de que(※)、apenas que、en cuanto、hasta que、desde que、siempre queなど

 

 例)En cuanto termine el concierto, nos veremos.(接続法)

  (コンサートが終わったらすぐに会いましょう。)

 

   Cuando vaya de viaje, llevaré esta mochila.(接続法)

  (旅行に行くときは、このリュックを持っていくつもりです。)

 

   Cuando voy de viaje, siempre llevo esta mochila.(直説法)

  (旅行に行くときは、いつもこのリュックを持っていきます。)

 

 ※antes de queは常に接続法となります。

 例)Regresa antes de que se oscurezca.

  (暗くなる前に戻りなさい。)

 

場所を表す副詞節

 場所を表す副詞節では、「仮定的な内容を表す場合は接続法」が、「事実を表す場合は直説法」が使用されます。

 

 場所を表す副詞節を導く表現には、次のようなものがあります。

 場所:adonde、dondeなど

 

 例)Iremos adonde esté ese cantante.(接続法)

  (私たちはその歌手がいるところならどこでもいきます。)

 

   Te llevaré a donde quieras ir.(接続法)

  (君の行きたいところへどこでも連れていきます。)

 

   Te llevaré a donde quieres ir.(直説法)

  (君の行きたいその場所に連れていきます。)

 

 

まとめ

 今回、副詞節で接続法が使用されるパターンを紹介しました。

 表す内容が仮定か事実かで接続法を使うのか直説法を使うのかが決まる表現もあり、少し複雑なので気を付けましょう。

 

 

 

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執筆者:Rika  (Instagram)

監修:りゅうや(Instagram)

 

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