スペイン語初級文法

これで完璧!スペイン語の形容詞

 

 

 この記事では、スペイン語の「形容詞の基本とその特徴」を見ていきます!

 

英語を勉強したことがある人にとっては、スペイン語の形容詞も基本的な考え方は英語の形容詞とあまり変わらないので、とっつきやすいと思います!

いくつかスペイン語特有の考え方、特徴もあるので、それらを中心に説明していきます。

 

 

形容詞とは

 形容詞とは、名詞を修飾する(説明、限定する)語です。

また、スペイン語では形容詞も性数変化します

 

つまり、形容詞を使用するときは、基本的にセットとなる(修飾される)名詞が存在するということで、セットとなる名詞の性別・単複と一致させるように形容詞も性数変化させる必要があります。

 

この形容詞の性数一致は、英語には存在しない考え方なので注意が必要です。

 

形容詞の語形

 それでは、形容詞の語の形を見ていきましょう。

男性単数形を基準の形として考えます。

辞書に掲載されている形容詞の単語は、男性単数形の綴りということを覚えておきましょう。

 

語尾が-oのものと-o以外で終わるものとで分けて、基本的に以下のように変化します。

表ではlindo(かわいらしい)とfácil(簡単な)の変化を見てみます。

 

スペイン語の形容詞

スペイン語の形容詞

 

 では、性(男性、女性)と数(単数、複数)の変化と語尾が脱落する場合のルールを説明します。

 

①性の変化

 性(男性、女性)の変化のさせ方には、3通りあります。

 

(a)-oが-aに

 男性単数形が-oで終わるものは、-aに変換することで女性単数形に変化させることができます

 

例)colombiano(コロンビアの) → colombiana

  chistoso(おもしろい) → chistosa

 

 

(b) 無変化

 男性単数形が-o以外で終わるものは、次の(c)の場合を除いて無変化です。

要するに、男性単数形も女性単数形も同じ形となります。

 

例)tradicional(伝統的な)

  alegre(陽気な)

 

 

(c) -aの付加

 男性単数形が-orで終わるもの男性単数形が-oとならない地名、国名を表す形容詞の多くが、語尾に-aを付け加えることで女性単数形に変化します。

-aを付け加えることで音節の数が変化し、アクセント記号が不要になるものがある点に注意です。

 

例)acogedor(居心地のいい) → acogedora

  japonés(日本の) → japonesa

 

 

 

②数の変化

 数(単数、複数)の変化のさせ方は、基本的に2通りあります。

この変化のさせ方は、名詞の数の変化のさせ方と同じです。

 

名詞の単数形複数形についてはこちらをご参照ください。

こちらもCHECK

スペイン語名詞の単数複数形!【めっちゃ簡単】

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(a)-sの付加

 単数形が母音字で終わるものは-sを付け加えると複数形になります。

 

例)antioqueño(コロンビアのアンティオキア県の) → antioqueños

  amable(親切な) → amables

 

 

(b) -esの付加

 単数形が母音字以外で終わるものは-esを付け加えると複数形になります。

 

例)principal(主要な) → principales

  azul(青い) → azules

 

 

③語尾の脱落

 いくつかの形容詞は、男性単数形の名詞の前に置かれることで、-oが脱落します。

 

例)bueno(よい) → buen(buen humor(上機嫌))

  malo(悪い) → mal(mal humor(不機嫌))

 

※なお、grandeについては、名詞の前につく場合は男性、女性にかかわらず-deが脱落してgranという形になります。

例)gran hombre(偉大な人)

 

形容詞の用法

 形容詞の用法はスペイン語でも英語でも似ていて、主に以下の2パターンがあります。

 

基本的に名詞とセットにして名詞を修飾する場合(「~な名詞」という意味を表す)と英語でいうbe動詞にあたるserとestarや、それらと同じような使われ方をする動詞の後において、「主語は~である」という文を形作る場合です。

 

スペイン語学習にとって重要なserとestarの説明は以下の記事をご覧ください。

こちらもCHECK

【スペイン語】SERとESTARの使い分けを徹底解説!

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例)una bicicleta verde.

   (一台の緑色の自転車)

 

 Estos tacos son sabrosos.

  (これらのタコスは美味しい。)

 

 注意すべきポイントは、スペイン語の場合、名詞を修飾するとき形容詞は基本的に、修飾する名詞の後ろに置くことです。

 

 ただし、名詞の前に置くことも可能で、語順(形容詞を名詞の前に置くか、名詞の後ろに置くか)で意味が変わるものがあります

 意味が変わる場合は、辞書にも「+名詞」(名詞の前に置く場合)や「名詞+」(名詞の後ろに置く場合)というふうにわけて意味を記載していることが多いので、注意してください。

 

例)pobre:pobre muchacho(かわいそうな男の子)/ muchacho pobre(貧しい男の子)

  viejo:viejo amigo(旧友)/ amigo viejo(年老いた友人)

 

 

まとめ

 形容詞が修飾する名詞と性数を一致することや基本的に名詞の後ろに形容詞を置くということが、英語の考え方からすれば新しいかもしれません。

 

しかし、使い方はあまり変わりません。

形容詞を覚えると、表現できる内容が一気に豊かになります。

 

また、形容詞を覚える際は、セットになりやすい名詞をあわせて覚えることが、自然なスペイン語を使えるようになる近道です。

 

 

 

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執筆者:Rika  (Instagram)

監修:りゅうや(Instagram)

 

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