この記事では、スペイン語圏で有名な歌手とその曲を紹介していきます。
今回は、Vallenato(バジェナト)というコロンビアのカリブ海地域発祥の音楽とロックやポップミュージックと融合させた曲で有名なコロンビア歌手の"Carlos Vives"(カルロス・ビベス)を紹介します。
彼の曲はどれも聞き心地がよく特徴的なので、ぜひ一曲聞いてみてください♪
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"Vallenato"とは?
Vallenato(バジェナト)は、Cumbia(クンビア)同様、コロンビアを代表する民族音楽です。
先に書いたように、カリブ沿岸地域で生まれた音楽なので、Cartagena(カルタヘナ)やSanta Marta(サンタ・マルタ)などのカリブ沿岸の観光地に行けば、より頻繁に、そこら中でかかっていると思います。
もちろんこのような音楽が好きな家庭やタクシーの中でもよく聴くような気がしますが、コロンビアだけでなく中南米の多くの国や地域に広まっていますので、さまざまな場所で耳にするかと思います。
Vallenatoは、日本語に訳すと「谷生まれ」という意味があるようで、その谷は、コロンビア北東部のSierra Nevada de Santa Marta(シエラ・ネバダ・デ・サンタ・マルタ)山脈とSerranía De Perijá(セラニア・デ・ペリハ)山脈の間の谷のこと指すようです。
Vallenatoに使われる楽器は、アコーディオン・カハ・グアチャラカの3つで、その音色に歌やバーカッションが融合しています。
"Carlos Vives"とは?
今回紹介するCarlos Vivesは、まさにカリブ沿岸に位置するサンタ・マルタ出身で、歌手・俳優・作曲家として活動しています。
現在59歳で、Vallenatoとポップミュージックやロックを融合させた音楽と歌で、中南米でもかなり有名で、グラミー賞で2度、ラテングラミー賞で11度も賞も取っているようです。
また、実際にはCumbiaや他のラテン民族音楽なども自身の曲に取り入れているようです。
彼のMVは、コロンビアの地域や文化を象徴するような風景とともに撮影したものが多く、とても魅力的なので、その中でも筆者も訪れたことのある"Mompox"(モンポス)で撮影されたものをご紹介します。
ちなみに、Mompoxは"Filigrana"(フィリグラーナ)という銀細工が有名で、コロンビアを縦断する"Río Magdalena"(マグダレナ川)の畔に位置していて、世界遺産にも登録されている町です。
その他、有名歌手とのコラボ曲やおすすめ曲などを何曲か紹介します!
2016年のShakiraとのコラボ曲"La Bicicleta"
Ricky Martinとの最新曲"Canción Bonita"
まとめ
中南米といえば、レゲトンをイメージする方も多いかと思いますが、今回紹介したような地域特有の民芸音楽もとても有名で、Salsaと同じようにVallenatoやCumbiaもカフェやクラブなどで流れていることも多いです。
また、今回紹介したようにMVでその地域の様子が垣間見れることもありますので、ぜひ一度チェックしてみてください。
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